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特集

気ままに立ち寄り、文四郎麸 お麸と旅する。 お麸と育てる、子どもの心と体 芭蕉が出会った、六田の景色を後世へ。 みんなで食べたい、お麸料理。 東根名物、麸たっぷりいも煮。 お麸と見つめる、日本の食卓 湧きだす水の物語

人気の「ふかりんとう」誕生秘話

「ふかりんとう」が誕生したのは、今から25年ほど前のこと。お麸を調理することなく、焼きたての香ばしさそのままに、もっと気軽に食べてもらうことはできないだろうか、そう考えたのがきっかけでした。そもそも文四郎麸で育つ子ども達は、お腹がすくとお麸をそのまま食べていたもの。時にはおばあちゃんが、油で揚げてお砂糖をかけたおやつを作ってくれたりしていました。その親しみやすさがヒントとなり、かりんとう開発へと歩みを進めたのです。

目指したのは、誰もが何個でも食べたくなるおいしさ。そして何より、お麸本来の風味を伝えられること。そこで生地には、30年前から地域の学校給食用に作られている、一口サイズの車麸を選びました。味付けの黒糖は、甘すぎず、焦げにくい調理に適した量を研究。お麸の表情を見つめ高温で揚げ、職人が丁寧に黒糖を絡めることで、さっくりと口の中でほどけるような、お麸ならではのかりんとうに仕上げました。

学校給食へと出荷されていく、小ぶりの車麸

高温でサクッと揚げられる、ふかりんとう。

味付けや調理は、麸の機嫌をとりながら手作業で行われます。

アレンジ簡単♪進化するおやつ

そのまま食べられる、おやつになったふかりんとうですが、様々なアレンジも楽しめます。文四郎麸の、六田ふ懐石料理処 清居では、日ごろからデザートのバニラアイスや、ヨーグルトへトッピングするなどし、お客様に喜んでいただいています。ご家庭でも、季節のフルーツと共にアイスクリームにトッピングし、パフェを作ってみてはいかがでしょうか。黒糖とバニラの相性は抜群。またアイスが溶け、少しずつお麸へ染み込む食感の変化にも注目です。

届けたい、お麸のおいしさ

今ではふかりんとうのほか、白砂糖・スキムミルクをからめ、シナモンの風味を加えた「ふどーなつ」も合わせて定番のおやつとなりました。地域では子どもからお年寄りまで日常のおやつとして食べられ、また贈答品からお土産まで、多くの方に愛されています。

どんなに人気が出ても、最も大切なのは基本となる「お麸」。お客様の食卓を想い描きながら、機械ではなく職人が丁寧に手作りしているため、大量生産はできません。主に店頭での販売を続けながら、これからもお麸の魅力を伝え続けて参ります。

学校給食用車麸(左)と、通常の車麸(右)。 地域の小中学校では、「鶏のササミとお麸のマリネ」や「麸入り酢豚」「お麸のマーボー丼」など、様々なメニューで登場する。